「幽霊が見える」などの霊感は幼い頃から備わっているもので、素質によるところが大きいとされるが、島田によると「生*境をさまよった経験」や「大切な人を亡くしたこと」により、稀に大人になってから覚醒することもあるという。そんな前置きのあと島田は、現在51歳の男性ラジオディレクターの5年前の奇妙なエピソードをこのように語り始めた。
「普通に生活をしていたら、急に霊感に目覚めたように感じたらしいんですね。朝起きたら、奥さんの体の輪郭がぼやけて、にじんで光っているように見えたらしい…」
出勤してもその現象は続き、人の「オーラ」が見え、唐突に霊感に目覚めたと自覚したという。
帰宅する途中には、川沿いの暗がりでワンピースを着た女性を見かけ「幽霊っぽいな」と感じた直後、その女性が真横にいた。ポンポンと肩を叩かれて、振り返ると誰もいないこともあった。
さらに後日、自転車をこいでいると、電信柱の陰からふいに現れた人が2つに分裂し、驚いて急ハンドルを切ると電信柱にぶつかり、不運にも車に轢かれてしまった。目覚めると病院のベッドの上だったそうだ。
そして、医者にはこう説明された。
「足の方は骨が折れてしまってますので、近々、手術の必要があります。ただね、今回いろいろ検査したんですが、あなた脳梗塞を2回起こしてますよ」
気づかないうちに小さな脳梗塞を発症することは少なくないそうで、それによって「人がぼやけて見える」「2人に見える」「瞬間移動したように視覚が断片的になる」といった視覚障害や、感覚が遅れてくるといった症状が現れることもあるそうだ。
今回の島田の話には視聴者も興味をそそられたようで、「自分も気をつけます。とても勉強になりました」「今日、さっそく誰かに話してみたくなる話ですね」といったコメントが多数書き込まれている。霊感に目覚めたと思い込む前に、病院で診てもらうことが必要かもしれない。
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