そうしたなか、アメリカではさらに“進化”した埋葬方法が登場しているのだという。
正覚寺(京都市嵯峨)の住職でジャーナリストの鵜飼秀徳氏が次のように説明する。
アメリカのシアトルにあるRECOMPOSE(リコンポース)というベンチャー企業が考案した『コンポスト葬』は、“究極の自然葬”とも言える方法です」
葬儀を終えた遺体を裸にしてウッドチップを敷き詰めた容器に入れる。これを二酸化炭素や窒素、酸素、水分をコントロールできるカプセルに収めて、バクテリアなどの微生物を増殖させる。遺体は30日ほどで腐敗し尽くし、分子レベルで分解され、その後2~3ヶ月で完全に土になるのだという。
骨はなかなか腐敗しません。カプセルを回転させるなどして、通気を促進し、微生物の働きを活性化させることで骨の分解も可能にするのだそうです。骨はミネラルが豊富です。これが混ざることで亡骸が肥沃な土になるのです」(鵜飼氏)
続きはマネーポスト 2023.11.14 17:00
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